2012/10/26(金)、G-DEPハンズオンCUDAスクールの講師として登壇しました。
講師を努めさせて頂いたのは、応用実習1の「画像処理で学ぶCUDA高速化技法」です。
CUDAを使ったコーディングでは、アーキテクチャを意識した実装をすることが重要です。
ターゲットとなるアーキテクチャの世代に合わせた実装方法をしないと、処理速度の低下に繋がることがあります。
今回の講義では、GPUアーキテクチャのしくみをふまえて、処理速度低下を防ぐ実装方法についてを画像処理を題材にしてお話しさせていただきました。
ハンズオンスクールですので、受講者の皆様がノートPCを持ち込んで、実際にCUDAのコーディングを体験していただきながら進めていく形式です。
今回はじめて講師としてお話をさせていただいたのですが、やってみて分かったことは、画像処理にはじめて触れる方々に具体的なイメージを持ってもらうのは、なかなかに難しいということです。
画像処理に関しては、普段我々は息をするかの如く当たり前のようにやっていることです。
その環境に慣れすぎていて、画像処理の説明を軽視し過ぎてしまいました。
実際に講義を始めてみると、CUDAに関する云々よりも画像処理に関して皆様苦戦されていたようでした。
次回の反省点です。(実は次回の開催も決まっています。日付が決定次第お知らせします。) → 第二回目の開催日が決まりました。
しかし今は何より、1回目のスクールが無事終わったことにほっとしています。
今回我々にこのような場を提供して下さったG-DEPの皆様、また講師の皆様、何よりも受講者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
そして次回もよろしくお願い申しあげます。