全脳アーキテクチャ・ハッカソンへの技術協力 ~ISPの技術支援~

2017年9月16日(土)~18日(月・祝)にて開催予定の、第3回 全脳アーキテクチャ・ハッカソン。
汎用人工知能プロトタイプにむけた海馬モデルの組み込みにチャレンジするハッカソンです。
ISPは、このハッカソンの題材となるシミュレータの作成において技術協力を行いました。

第3回全脳アーキテクチャ・ハッカソン

画:山本画伯、線画化:Sketch Simplification、着色:PaintsChainer

ハッカソンでは、脳型の認知アーキテクチャを開発・実装し、3Dシミュレータ上の「迷路」を解かせます。このシミュレータに、ISPは開発協力いたしました。

今回のハッカソンでは、実装した知能の動きをシミュレータ上で何度でも試すことが可能です。
そのほか、人工知能分野において、トライ&エラーを繰り返し、賢くしていく強化学習の仕組みを扱う場合など、シミュレーション環境の利用は非常に強力な武器になります。
例えば、ロボットに動作を学習させる場合においては、実機を用意し動かすのに必要な時間・コストを大幅にカットすることが可能です。自動運転のシミュレータとして、ドライブが出来るゲームが使われているのも事実です。

ISPでは、シミュレータの開発をはじめ、様々な分野への研究支援・技術支援を行っています。
試したいことがあれど、開発の手数・頭数が足りないというときには、私たちにご用命ください。

お問い合わせ

当記事、または研究支援・技術支援に関するお問い合わせは、以下より受け付けております。
ai-contact@isp.co.jp
03-5489-0232
上島・北島(かみじま・きたじま)


●関連リンク
第3回 全脳アーキテクチャ・ハッカソン 告知ページ
システム計画研究所 AIシステム事業 紹介ページ
技ラボ シミュレーション環境での強化学習についての講演
YouTube 仮想環境にて学習するロボット