ISPでは、Deep Learningを認識部分に使ったハンドジェスチャ認識のデモシステムを開発しました。以前、同様にDeep Learningを用いて手が静止した状態でのハンドサインを認識するデモシステムを開発しましたが、今回開発したデモは手の動き(ハンドジェスチャ)にも対応した発展版となります。ジェスチャ認識は私たちにとって新たな取り組みでしたが、今後にも繋がる有益な知見を得ることができました。
by wazalabo-editor 2016/01/16
静止画ベースのハンドサイン認識の取り組みについてはこちら:
- Deep Learningによるハンドサイン画像認識デモ 解説 (第一回)
- Deep Learningによるハンドサイン画像認識デモ 解説 (第二回)
- Deep Learningによるハンドサイン画像認識デモ 解説 (第三回)
デモ概要
本デモではウェブカメラからの画像データを12フレームずつDeep Learningによる認識エンジンで解析し、6種類あるジェスチャのうちのどれに該当するかを判別します。認識処理は約0.36秒に1回行われます。
デモ展示
2015年8月頃に開発した今回のデモは、9/17(木) Prometech Simulation Conference 2015と9/18(金)GTC Japan 2015の2つの展示会にて公開しました。
次回の記事では、ハンドジェスチャ認識の実験内容についてご紹介します。