5月29日(水)、銀一株式会社が主催する動画機材展『スチルモーションカメラフェア』に、ISPが出展しました。
by 技ラボ編集部 2013/05/30
——-ご来場いただき、誠にありがとうございました。
5月29日(水)、プロのフォトグラファー御用達の専門ショップ、銀一株式会社が主催する動画機材展『スチルモーションカメラフェア』(東京都中央区「月島スタジオ」)に、ISPが出展しました。
4Kシネマカメラを中心とした撮影機材、アクセサリ、ソフトウェア企業が結集
動画撮影と静止画撮影との境界線がなくなりつつある現在、「スチルモーションカメラ」というカテゴリが、新しいマーケットを形成しつつあります。銀一株式会社 スタジオショップが主催した『スチルモーションカメラフェア』は、この新市場を対象にした撮影機材および関連商品の展示会であり、日本では初めてとなる試みです。
「35ミリ一眼レフカメラによる動画撮影が急拡大し、4Kの動画から静止画を切り抜く用途も増加しています。そこで今回のイベントでは、撮影機材、アクセサリーメーカー、ソフトウェア企業:計21社に協力いただき、4Kシネマカメラを中心とした多様なスチルモーションカメラ、撮影機材、およびソフトウェアを展示しました」。こう語るのは、銀一株式会社 スタジオショップ 早見紀章氏です。
「納得できるまで出展企業に質問をしていただき、撮影機材をじっくり比較・検討できる場を提供することが、今回のフェアのねらいでした」。
2009年、銀一株式会社はISPのクロマキー合成プラグイン「ROBUSKEY」の高度な抜きの精度を評価し、取り扱いを開始。以来、ISPは同社主催のセールスイベントでROBUSKEYのセミナーを実施するなど、交流を深めてきました。『スチルモーションカメラフェア』への協賛は、このような経緯で実現しています。
プロフェッショナルとの密な交流はもちろん、新しい適用分野や開発のヒントをいただけた、有意義な一日となりました
ISPからは今回、「ROBUSKEY for Video」ほかプラグイン製品、リアルタイム美肌エンジン「珠肌」などを出展し、デモを実施しています。
ROBUSKEYによるリアルタイムクロマキー合成のデモでは、会場のまばらな照明の中でも、ノイズが少なく高い精度で抜けていることが、驚きを持って受け止められました。
また、クロマキーのおおまかな範囲を自動で切り出せる「ざっくりマスクプラグイン」を実際にお見せするデモの反響も大きく、「便利だね」と実感される方が多数おられました。すでにAdobe Photoshop 用のROBUSKEYを活用されているお客様が来場され、今回のフェアで「動画用プラグインがリリースされていることを初めて知った」と話される方もおられ、ISPとしてはまさに“出展社冥利に尽きる”瞬間でもありました。
人肌のみを抽出してリアルタイムで美肌処理を行うソフトウェアライブラリ「珠肌」に対しては、「いいね!」「これはおもしろい!」といったポジティブな評価・感想をいただきました。また、「ブライダルビデオの制作に活用したい」など、プロフェッショナルの潜在的なニーズを把握するという意味でも、大きな意義がありました。男性からの反響がとりわけ大きく、ISPが想定していた以上に適用の幅が広い商品であることが実感できました。
(ISP 事業本部 第3事業セグメント マネージャ エバンジェリスト 井上由香)
また、よりストレスフリーなワーク環境を実現するための開発のヒントを、皆様のお話から得ることもできました。
(ISP 事業本部 事業支援グループ 齊藤智也)
クロマキー撮影に使用する撮影機材の販売・レンタルも手掛けている当社としては、ISPの製品にいっそうの期待をしています。
(銀一株式会社 取締役 統括部長 小川英智氏)
(写真右)
ISPのブースにも多数の方にお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
ISPのプラグイン製品について、熱心に質問される来場者。
プロフェッショナルとの対話の中で、たくさんのヒントをいただきました。